
宅地開発が進み、すっかり住宅に囲まれてしまった「天が岡若宮神社」。だが参道となる階段を上がると、杜の面影が拝殿の背後に広がっている。
春日造りの社殿は昭和50年(1975)、氏子一同が子々孫々の繁栄と幸福を願い新築したものだ。祭神は顯宗(ケンソウ)天皇を主に、仁賢(ニンケン)天皇、安閑(アンカン)天皇を配し祀る。神戸市西区から三木市に多い弘計と億計の兄弟伝承に繋がる御社でもある。

その向かいには立派な能舞台がある。神戸市の西区から北区にかけて、能舞台や農村歌舞伎舞台が多数観られる。もちろん社殿に向かうことで神事を中心に行われているのだろうが、文化と娯楽に富んだ地域だったのだろう。
そんな御社だが、実は神代の頃からの古社かも知れないのだ。
例によって兵庫県神社庁HPが詳しい。それによると、天皇の治下になり、磐境の自然石をこの麓の地に降ろした。天皇の神々がこの磐座に宿られたと信仰が広まり天文2年(1533)、「若王子権限」として建立している。つまりそれ以前は山上にある磐座を神体として、神殿のない神奈備による信仰が行われていた。天が岡の峰に子宝と安産を護る磐墳を祀った二千数百年前が創始というのだ。実際、その頃の生活跡となる弥生高地住居跡が、この近辺でいくつも見つかっている。

また立派な鳥居がある「八幡神社」も境内社として鎮座。向かって右に誉田別命(ホンダワケノミコト=応神天皇)、中央に伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊邪那美(イザナミノミコト)、向かって左に倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)が祀られている。
立地からは想像ができないほど、密度の濃い御社だ。
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